筆山が散髪してこぢゃんと見晴らし良うなりました〔1832〕2008/04/21
2008年4月21日(月)晴れ!
今日はこれまたお天気抜群の月曜日。朝っぱらから心地良うございました。ちくと浮かれて久々に筆山を駆け上がってきました。早朝の鏡川沿いを走り抜け、潮江天満宮にお参りしちょいてから、一気に頂上まで走り上がります。朝の筆山てっぺんへ、どいたち登ってみたかったがです。と、申しますのもですね、先日の高知新聞に、筆山のてっぺん界隈が、こぢゃんと見晴らし良うなっちゅう、ということが書かれちょったきです。確かに、ひまわり太郎がちんまい時分の筆山は、なかなかの眺望やったと覚えちょります。が、いつの間にか頂上周辺の木々が大木に育ち、鬱蒼として、周囲を見渡す感じぢゃあないなっちょったがです。
そこで、どなたの英断か知らんですが、頂上周辺のマギる木々を伐採して、見晴らしを良うしてくれたがです、今度。かなり林業のボランティアの方も活躍したと書いちゃありましたですき、ホントに嬉しいお話。
で、今朝は、明るうなった頂上まで取り敢えず登ってみました。そのまんま高知城の天守閣も見えるようになり、こぢゃんとエイ雰囲気になりました。簡易の展望台みたいながも作られちょりまして、この写真は、そのてっぺんから撮影したもの。いかがでしょうか。今まではこんな絶景を見ることはできんかった筆山頂上です。手前に筆山公園の木々が見え、向こうにトップワン四国とホテル日航高知旭ロイヤルさんの姿が写っちょります。その真上に高間原が、その右手に介良富士も見えよりますね。
この頂上からちくと下ったクに、車で行ける一番高い場所の駐車場があります。その駐車場前の、こぢゃんと鬱陶しかった木々をボランティアの方が伐採してくれたがが何年か前。筆山の桜が病気になったので、その対策として樹を伐りに来た林業関係者さんが、ついでのまんじゅうに伐ってくれたがやったと記憶しちょります。その評判が良かったがでしょうね。今回は頂上周辺の広い広いエリアをきれいに散髪してくれました。
そう言えば、この南嶺、鷲尾山のてっぺんも木が太って高知市方面が見えんなっちょります。宇津野山のてっぺんは景色はなんちゃあ見えません。
立派な公園をつくるがもエイですけんど、こんな所に工夫を加えるだけで、素晴らしいスポットがいっぱい増える、という認識を深めんといかんですな。いや、メッソお金もかからんみたいです。この筆山を、そんな関係者にいっぱい見て貰いたいところです。