皇居周辺、走るヒトは本気です〔1833〕2008/04/22
2008年4月22日(火)東京は晴れ!
昨日の午後、飛行機で東京に来ちょりますけんど、東京は結構風が冷やいですね。いや、高知は初夏でしたけんど東京は春でした。
で、今朝は日本橋から皇居の周囲を走って来ました。東京で最もポピュラーなジョギングコース。随分前にも書いたことがありましたけんど、この皇居の周りを走りゆう人たちは本気です。もう、びゅんびゅんいきよります。必死かっぱになって走りゆう感じ。いっぱい追い越されました。大阪城を走りゆうヒトは、もっとのったりまったりしちゅうですけんどね。
ここは国会議事堂前。桜田門から南西に廻った所で、三宅坂の下。
前方に見える堀端の土手が三宅坂。ですきに、このもうちょっと向こうに半蔵門がある訳ですね。
この三宅坂を下ってきた所に、社会民主党の党本部と憲政記念館がございますが、その場所に、戦争中、陸軍の参謀本部のありました。今ではまったく面影もないですけんど、ここが、あの戦争で重要な役割を果たした場所かと思うと、なかなか考えさせられます。霞ヶ関の官庁街から半蔵門方面へちょっと行った場所で、ここで、当時の超エリート官僚が、愚かな愚かな判断を繰り返しておったのであります。頭脳は優秀やったはずですが、その、エリートが故に起こしていった過ちは、今となって見てみればホントにあやかしいの一言につきます。そんな場所は、人間の愚かな記憶として、何らかの形で残してもろうちょきたかったですね。
ところで、ここから反時計回りに走ると、馬場先門、和田倉門がありますね。そこを走るときに、必ず頭をリフレインする歌があります。
にっちろっのせっんそっう だいしょっうり~ まっだうっらわ~かっきちっちとっはは~ ちんちんでっんしゃっの らんでぶ~ そ~らっはあっおぞっら にっちよっうび~ で始まる、日露戦争後の好景気に沸く東京を描いたお気楽ソング。子供の頃、妙に印象的に覚えちょります。その三番の歌詞。
ひっだりっにきゅ~じょ~ おっがみっつつ~ とうきょうふちょおっを みっぎにっみて~
ばっばさっきもんや~ わっだくっらもん
おお~てまっちにっは ないむしょお~
そう。東京府庁は有楽町にありまして、内務省が大手町にあったのであります。その間の馬場先門、和田倉門は、今でもキチンとございます。