灘漁協の日の出〔1813〕2008/04/02
2008年4月2日(水)晴れちょります
昨夜、久々に南国工場から海岸沿いを走って帰りました。工場から南西に向こうて走り、中世、土佐の守護やった細川氏の邸、今で言えば県庁のあった横を抜けると高知空港の下を通り抜ける地下道。そのまままっすぐまっすぐ海まで南下したら、そこは前浜。そしてひたすら海岸に一番近い道を西向いて走ります。この界隈、大昔から近海での漁で生活をしてきよったがでしょう。ちりめんじゃこの小さな加工場とかもあって、独特の雰囲気。園芸のハウスと墓地とがつづく、海の道。ここを走るがが、ひまわり太郎は好きです。
浜改田から十市を抜けると、新しい大きな道に出ます。仁井田、三里の南から空港までつながる交通量の増えた道。その道を、高知新港を左手に見ながら走り、種崎の先っぽまで行くと、浦戸湾の反対側の御畳瀬(みませ)に渡る無料の県営渡船乗り場にたどりつきます。5分もかからん航海ですが、夜の浦戸湾クルーズは、なかなかに美しゅうございました。
十数キロのランですけんど、色んな景色、匂い、雰囲気が楽しめる素敵なコースですね、こりゃあ。
さて、ここは、高知の横浜の灘漁港。市内から、宇津野トンネルを抜けてしゅっとの左手にある漁港で、市内から一番近い漁港でもあります。こないだうちご紹介したUFOの秘密基地も、ここにあります。堤防の間の入り口から漁港へ入ってみて下さい。意外にも、ホントにたくさんの漁船が並ぶ、かなり立派で大きな港ですね。ここではよく、模擬競りとか即売会とかのイベントをやったりしよりますきに、機会がありましたら行ってみて下さい。街からしゅっとのクに、こんなところがあったがか、と、ちくと感動できると思います。
昨日、4月1日から、高知県内の41の漁協のうち25漁協が合併して「高知県漁協」ができた、というニュースをやりよりました。漁協の経営基盤を安定させ、高知県産の水産物のブランド力、販売力を強化するというがが目的。まだ、16漁協は賛同できんづくとに単独でいくことになっちょります。それぞれの思惑、利害がありますきに、なかなか難しいですな。ここ灘の漁協は、その昔高知市漁協に合併されちょりますきに、今回高知県漁協となりました。昨日渡船の着いた御畳瀬漁協は、高知市漁協には入らんづくとに単独漁協でやりよったがですが、今回高知県漁協になりました。まだ、須崎から西の漁協に、高知県漁協に入らずに単独でいくところが多いみたいです。今は単協に力があり、合併するよりひっとり行った方が有利、ということもあるがでしょうか。
さあ、高知県の漁協の将来。我々高知県人が盛り立てていかんといかんですね。高知の魚を食べましょう。