吉野の上の段々畑〔1796〕2008/03/16
2008年3月16日(日)これまた夏のような陽気
初夏を迎えちゅう高知市内。ちょびっと走っただけで汗が噴き出てきます。日差しがなかなかエライですな。今日は、競馬場で、「元気な高知の畜産&競馬まつり」というのをやりよります。昨年の秋、今まで中央公園とかでやりよった高知県の畜産関係フェアを、競馬場でやったところ大好評。2007年10月7日のにっこりにも書いちゃあります。で、これに味をしめたがかどうか知りませんが、この春にもやることになったがやそうです。牛乳も畜産関係の生産物ですきに、高知県牛乳普及協会も出展、色々と催しをやりよりますね。
で、ひまわり太郎、朝、横浜から競馬場までたつくってそのイベントに行っちょりました。その後、競馬場から西へ、春野運動公園、はるのの湯、そしてそこから治国谷の峠方面へと走りました。先月、2月3日のにっこりでご紹介しちゅうルートとほぼ同じ。あの時、治国谷のトンネルからおおなろ園方面にちょびっと上ったところで、鎮火しゆう火事現場に遭遇したことを書いちょりますね。大きな資材倉庫が全焼。今朝、ビックリしたのは、もう、新しい倉庫が建ちよったこと。早いですな。
そこからおおなろ園まで、10%~13%の急坂がつづくので、心臓にも負荷がかかって苦し気持ち良いです。今朝は、おおなろ園から吉野へ下りる道を走り下りてみました。こないだうちから、龍馬ゆかりの和霊神社方面へ下る山道とか、藩政期の頃の往還路とか、色々たつくって来ちょりますので、今日は通ったことのない道を下ってみました。もちろん車は通れん狭い路ですけんど、ずううっと、セメントで舗装されちゅう道。かなり使われゆう道みたいですな。で、途中、撮影したががこの景色。右手に見えゆうががその、おおなろ園から下ってくる道。いかがでしょうか、この景観。向こうに見える山は烏帽子山。高知の、吉野の団地からちょびっとだけ上った所に、このような美しい段々畑がございました。この界隈の山中にも、実はこのように石垣で組まれた昔棚田や段々畑やった所がどっしこございます。今は竹藪になっちょったり杉木立になっちょったりですけんど。ここは、今でも昔と変わらず、山の上から流れてくる水を引いて米や野菜をつくりゆうがです。
まだまだ捨てたもんぢゃあない、高知の街近くの景観。大切に大切にせんといかんですね。