西日に輝く高知駅〔1726〕2008/01/06
2008年1月6日(日)晴れちょります!
今年最初の日曜日。あたたかくも晴れちょります。午後、時間をつくって汽車に乗って波川まで行っちょりましたが、防寒着を着込んで行ったらこぢゃんと暑かったです。
で、ここは夕方の高知駅。お日様が西から差し込んで美しい高知駅。こないだもお話しましたが、来月の26日、高架工事が完成して、この向かって右手の駅舎に移転するのであります。ですきに、この、陸橋からの景色ももう見納め。何となく寂しゅうございます。
昔の高知駅は結構広うてですね、この右手の新駅舎の界隈からその北側まで、幾重にも線路が並んじょりました。
一番北側の所に汽車の車両を洗う設備があって、そこで汚れた車両を洗いよったですね。この駅は、北は「裏」で、駅への入り口もなく、歩道橋を渡って南へ来んと、改札を通れんなっちょります。が、今度の駅舎は、北からも南からも上がって行けるみたいです。初めて、「高知駅北口」なるものができるがでしょうか。
この写真の、特急南風の向こう側の北側にはターンテーブルがありました。ひまわり太郎が小学校低学年の頃は、まだ蒸気機関車が本格的に活躍しよった時代で、そのターンテーブルで機関車の方向転換をしよったがを覚えちょります。
ここからちくと西へ行ったクに踏切がありますが、その踏切、汽車が通る訳ぢゃあ無うても、びっしり閉まりよりました。高知駅が車庫になっちょったので、しょっちゅう車両の入れ替えやら方向転換やらをやりよったがですが、場合によってはその、駅に一番近い踏切の向こうまで使うて入れ替えよったがです。高校時代、その踏切を通って通いよったので、夕方の車両入れ替えの時間に引っ掛かったら開かずの踏切になりよりました。
そんなこんな想い出のある土讃線の線路ですが、来月26日に高架工事が完成してすっかりと景色も変わってしまいます。この景色を、目に焼き付けちょきましょう。