今年初めての雨、潮江天満宮の手水〔1727〕2008/01/07
2008年1月7日(月)雨のち晴れ
今朝は、今年になって初めての雨。しっかりと降りました。が、午後には雨も上がって晴れてきた高知市内です。
昨日、汽車に乗って土讃線の波川駅まで行ってきたお話をしました。実はですね、名残惜しい高知駅の現駅舎及び高架ぢゃない線路を楽しむため、Jr.2号を誘うて行ったがです。で、波川駅から20分ちょっと歩いてお気に入りの「蘇鶴(そかく)温泉」へ。高知にはこぢゃんと珍しい火山性の温泉とのことで、古いひなびた建物と浴槽がひまわり太郎のツボにはまっちゅうがであります。
古い浴槽にはお湯のがと冷やいがと二つあり、それを交互に入るがが心地良いのであります。洗い場は浴槽の間に6つ。熱湯の蛇口と冷やいがの蛇口が並んぢゃあり、昔ながらの、捻って出す蛇口ですきに、なかなか適温にするにはコツが必要。これも今時、なかなかお目にかかれません。
入浴後、よく味のしゅんだおでんをお皿に取り、おばちゃんにビールを注文。ところがおばちゃん、「車運転せんといかんがやないかねえ」とおっしゃいます。親子二人連れですきに、そう思うたがでしょうな。駅から結構歩きますし、1時間に1本くらいしか走りやあせんですし、めったに汽車で来る人らあおらんがですな。近所のヒト以外は、ほとんどは車で来るようです。汽車で来たことを子供と一緒に説明して、ビールを出してもらいました。飲酒運転に対する配慮、なかなか感心いたしました。益々気に入った蘇鶴温泉。
さて、ここは今朝の潮江天満宮。雨がそぼ降る潮江天満宮。何度かご紹介した手水の水盤。明治十年に奉献された水盤は、今も現役で大勢の参拝客に利用されよります。で、当然、柄杓が準備されちゅうがですけんど、この新年から柄杓がどっしこ増えちょりました。今までは木の柄に金属のカップがついた柄杓ばっかしやったがですが、この正月から10個以上加わった新しい柄杓はプラスチック製で、カップの容量も多め。なかなか使い勝手が良うございます。初詣の際、高知市の初詣客で賑わう神社で唯一の手水がこれですきに、スムーズにヒトの流れをつくる為に増やしたがでしょうか。