南国市、ごめん野田小学校の給食〔1661〕2007/11/02
2007年11月2日(金)晴れました
北は北海道から、南は九州までの中小乳業仲間が、高知へやって来てくれました。山地酪農や弊社の商品づくりなどなど、中身の濃いスケジュールでございました。今日のお昼は、南国市の「ごめん野田小学校」へ。南国市は、徹底的に地元産の食材にこだわった給食を提供し、「食育」では全国的にも有名な取り組みを行いゆうがです。いわゆる「南国方式」として、その名は轟いちゅうのであります。
今年6月7日のにっこりにも書いちょります通り、南国市の西森前教育長さんに、その「南国方式」や想いについて熱く語って頂いたがが大反響でした。
で、ぜひ、その給食を食べて、学校現場の取り組みを見てみたい、という声が大きかったので、本日の視察となった訳です。今日は、偶然、年に一度の、調理員さんに感謝する「紅葉弁当」の日ということで、いつものような給食ではなくてご覧のようなお弁当。しかし、なかなか美味しかったです。
お豆の炊き込みご飯に、南国市名物の四方竹(しほうちく)などなど、地元で獲れる材料をふんだんに使うたお弁当は、なかなかすごいもんがあります。
横に並べられちゅう飲み物は「十市のすももちゃん」。これは、弊社が、南国市教育委員会さんと一緒に共同開発した南国市の学校給食専用の逸品。十市(とおち)とは、南国市南部の地区名で、すももが特産。そのすももを使うた乳酸菌飲料が、このすももちゃんなのであります。なかなか評判よろしゅうございますです。
今日は出ちょりませんでしたが、南国市のぶどうをゼリー状にしてヨーグルトに乗せた「まほろばグレープ」という二層タイプのヨーグルトも、南国市とひまわり乳業の共同開発商品。これもこぢゃんと美味しいです。
南国市は、中学校に給食がありません。そこで、この小学校では、6年生に地元の食材を使用して栄養バランスも考えた自分オリジナルのお弁当を作らせるという事業をやりよります。写真に撮ってパンフレットにしちょりますきに、子供も嬉しでしょうね。これは、中学校になって、バランスの良いお弁当、地元の食材を使うたお弁当を自分でつくって持って行くことができるように、という願いが込められた事業。南国市の食育の取り組みは、どんどんと先を走っていきよります。