鹿児神社のニホントカゲ〔1594〕2007/08/27
2007年8月27日(月)今日も暑うございます
今日も暑いですが、どうやらこのあたりで猛暑も一段落、てなことを先程ラジオのおじさんがしゃべりよりました。ひまわり太郎としましては、まだまだ猛暑でかまんがですけんどね。
今日のお昼、南国工場から本社へ帰る途中に「鹿児神社」へ寄っちょりました。この界隈には、守護代細川氏ゆかりの天竺右近花氏さんの城跡とか、一条氏ゆかりの大津御所跡とか、長宗我部元親さんに蹴鞠を教えた飛鳥井曽衣さんの墓所とか、同じく元親さん麾下の猛将福留隼人さんゆかりの隼人神社とか、菅原道真公ゆかりの松本白太夫さんを祀った白太夫神社とか、とにかくたくさんの史跡があって楽しいです。
その白太夫神社からちっくと西へ行った左手の山の上に、鹿児神社は鎮座されちょります。
土佐日記の時代、現在の高知平野はほとんどが海の底。で、ここ鹿児は、東からの連山の西端で、海に突き出た鹿児崎という岬やったらしいですね。この近くに船着き場があり、その頃の土佐の中心であった現南国市国分の辺りからここまでやって来て、ここで都方面への船に乗ったということです。紀貫之さんも、都へのはやる気持ちを抑えながら、地元の人たちとの別れの宴を何度も何度もこなし、そして大津の港から帰京していったのでありました。
鹿児という地名は水主から来るちゅうのは間違いないですね。水主と書いて「かこ」と読みますきに。この周辺に、水主の皆さんがお住まいやったがでしょうか。
写真は、石段を登りきった所に鎮座する鹿児神社の境内社、若宮神社本殿横の岩で見かけたトカゲさん。青いしっぽが美しいので、ニホントカゲの子供ですな。大人になるともっと茶色うなりますね。お昼時ですきに、何か昼食を食べた後ながでしょうか。お腹を丸うに膨らませちょりました。写真を撮る為に近づきよったら、素早く逃げて行ってしまいました。