古池や 蛙飛び込む 水の音〔1575〕2007/08/08
2007年8月8日(水)明け方降りましたがその後は晴れ
今朝、ラジオ体操の前と後、日より雨が降った高知市内です。丁度ラジオ体操をやりゆう時間には降りやあせんかったので助かったですね。朝日に輝く鏡川の川面に、雨が落ちてくる光景が美しゅうございました。
さて、こないだうちから潮江天満宮の自然をご紹介しよりますきに、本日もそのシリーズで参りましょう。今朝の潮江天満宮、楼門の南の左手にございます「神池」には、いつものようにたくさんのカニが居りました。そのカニを眺めよって、岩の上にカエルが座っちゅうがを発見。撮影してみることにしました。この写真がそうながですが、おわかり頂けますでしょうか。体長は4cmくらい。
近寄ってもビクともしない、腹の据わったやつです。カエルの種類には詳しゅうないがですが、イボガエルみたいですね。イボイボがあるき「イボガエル」と呼んでしまいますが、ツチガエルというのがホントらしいです。
4~5日前にも、この池で、カエルが岩から飛び込む場面に遭遇しました。古池や 蛙飛び込む 水の音 ですな。誰もいない神社の境内、苔むした岩に取り囲まれた古い小さな池。その畔で、ちゃぽんという小さな音がするので見てみると、池の中をカエルがスイーっと泳いで行きよりました。これで、その「ちゃぽん」の後が静寂やったら、まさにこの松尾芭蕉さんの代表句の世界そのものやったがです。が、現実はそうではありませんでした。その「ちゃぽん」をかき消さんばかりの蝉の大合唱がワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャワシャ。