潮江天満宮の楼門下にクワガタが〔1574〕2007/08/07
2007年8月7日(火)晴れたり曇ったり
昨日、唐人町の土手のワシャワシャクマゼミをご紹介しましたね。で、今朝、いつものように潮江天満宮界隈をたつくりよりましたら、天満宮の楼門真下の石畳で、このクワガタを発見しましたので、きょうはそのご紹介。
これ、ヒラタですよね。クワガタにはオオクワガタとかコクワガタとかミヤマクワガタとかノコギリクワガタとかあるがですけんど、高知の市内近くでよく見かけるのは、ヒラタかコクワが多いですよね。ヒラタは結構気が荒いですきに、指を近づけたらあの顎を大きく開いて威嚇してきました。これぞクワガタですな。
ひまわり太郎の中学校の頃からの友人にS君という人物が居ります。彼は昆虫が大好きで、昆虫好きが高じて大学へ行っても虫の研究を続け、卒業論文はアリジゴクがテーマでした。今は高知県の職員さんで、園芸作物の品種改良をやりゆうがですけんど、今でもやっぱし虫が大好き。そのS君に頼んで、数年前、クワガタ採りに連れて行ってもろうたことがありました。マニアしか知らない南国市の山の中。クヌギ林がありまして、結構たくさんのクワガタが生息しちょりました。やっぱし多かったのはヒラタかコクワ。その際、S君、大切な大切な宝物を持って来ちょりまして、我々に見せてくれました。それは、大きな大きなオオクワガタ。何年も愛情たっぷりに飼育しゆうオオクワガタやそうで、それを我々に見せるときの得意そうな顔が忘れられません。
この写真のクワガタ、体長は4cmくらいでしょうか。カブトムシと違うのは、クワガタは越冬して何年も生きるので、その成長を楽しむことができる、ということ。昆虫の王様と言うても過言ぢゃあないですな。