雨上がりの朝、輝く白太夫社〔1485〕2007/05/10
2007年5月10日(木)雨上がりの晴れた朝
今朝は高知へモンちょります。
夜のうちに雨が降ったみたいですが、今朝は明るいお日様が眩しい爽やかなお天気の高知市内。雨上がりの朝は、すべてが光り輝いて美しいです。ホントに素晴らしい美しさ。鏡川沿いの初夏の風景も、今朝は一段とキレイでした。
ここはいつもの潮江天満宮。3月30日のにっこりでも、雨上がりの朝、光り輝く参道をご紹介しました。今朝も参道は光り輝いて幻想的に美しかったです。で、ここは、拝殿の南側、大山祇神社への参道の石段。雨上がりの、この石段の風景も大好きですね。
明け方まで雨は降りよったみたいで、風が吹くと木立から雨の雫がパラパラパラっと落ちてきて、その水滴がお日様に照らされて、こぢゃんと美しかったです。
正面の小さなお社は、白太夫社。菅原道真公の忠臣松本春彦(白太夫)さんを祀る神社です。太宰府に左遷されて失意のうちに逝去された道真公の遺品を、同じくここ土佐権守に左遷されちょった道真公の嫡子、菅原高視公に届けるため、はるばる太宰府より土佐までやって来た白太夫さん。高視さんが居を構えちょったのはこの潮江天満宮のしゅっと近くで、そこへ向いよった白太夫さん、高知市東部の大津までやって来て亡くなってしもうたそうです。もう、あとちょっと。歩いて1時間~2時間くらいでしょうか。
その、道真公の遺品を高視さんが祀ったのが潮江天満宮の始まりで、白太夫さんが亡くなった大津には「白太夫神社」が祀られました。今でも山懐に鎮座されちょります。そしてここ潮江天満宮の境内にも白太夫さん、祀られました。
今朝はそのお社も、荘厳に輝きよりました。
何度かご紹介しましたが、筆山の東から南へかけての「高見町」、この高視さんに由来する町名ですね。