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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

大阪、土佐稲荷神社、三菱、白髪山〔1430〕2007/03/16

大阪、土佐稲荷神社、三菱、白髪山

2007年3月16日(金)大阪は晴れてまんがな

今日は大阪。脚の出ないボンバルちゃんは避けまして、昨夜の汽車でやって来ました。谷町筋の、大阪城の近くに泊まっちょったがですが、今朝は、谷町筋を南下、長堀通りを西進してここ、土佐稲荷神社まで走りに行っちょりました。この界隈、土佐にはこぢゃんと縁の深い地区ですね。現在でも土佐稲荷神社や土佐公園などという名称の公園があります。元々ここには、土佐藩の広大な蔵屋敷があったそうですね。この稲荷神社も、土佐藩の大阪蔵屋敷内に伏見稲荷の分霊を祀ったものやったそうで、明治の廃藩置県で三菱を創った岩崎家の民有地になり、現在は土佐稲荷神社として鎮座しちょります。

このお稲荷さんを北へ行くと「大阪土佐商会」がありました。ひまわり太郎の家の近所、東九反田公園に、藩政期末期、土佐の殖産興業と貿易を預かる「開成館」があった、という話はビッシリしよりますが、その開成館の大阪の拠点が「大阪土佐商会」になったがやなかったかと記憶しちょります。海運を中心にした貿易商社ですな。で、それをうまいこと譲り受け、私有化したがが岩崎弥太郎さん。九十九商会、三ツ川商会と名前を変え、そして三菱商会となったのでありました。

土佐稲荷神社へ行ってみますと、神社の周囲を取り囲む、寄進者を刻んだ石の囲い群には三菱グループの夥しい社名やお偉いさんの名前が刻まれまくっちょりました。そして神社の正面や賽銭箱に輝く神社のマークにも、あの、三菱のマークが。この界隈が、あの三菱グループの礎を築いた本拠地やった訳ですね。朝、7時を過ぎた頃から、出勤途中のサラリーマンと思しきおじさん達が引きも切らずやって来てお参りして行きます。ひょっとしたら三菱関係の方かも知れんですね。

この神社の北東に地下鉄の西長堀駅があります。その駅前の交差点には「鰹座橋」という標識。土佐藩が、土佐名産の鰹の商売をここでやりよった事がわかります。そしてその東には白髪橋。こりゃあもう、しゅっとわかりました。土佐は、江戸時代、木材を大阪などに出荷するがが主たる産業。これで儲けて幕末の元気を養うたがですね。この長堀辺りに材木問屋が多いのも、土佐藩がここに材木の蔵屋敷を設け、木材取引の拠点としたことに始まると言われちょります。土佐の木材と言えば魚梁瀬(やなせ)の杉と白髪山の檜。これに尽きます。その材木が、ここへ水揚げされよって、ホンで白髪橋ながでしょう。

いやいや、大阪に、これほどまでに土佐ヅクシの町があるがですね。


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