潮江橋南詰のヤツデの実、小学生の遊び〔1429〕2007/03/15
2007年3月15日(木)曇っちょります
ここは鏡川、潮江橋南詰の東側の土手の上。ここには地蔵堂がありまして、その裏手にいろんな植物が植わっちょります。誰かが世話してくれゆうがでしょうね。で、ご覧の様にヤツデもございます。葉っぱでしゅっとヤツデと判りますが、今の季節、ご覧の様に実をつけちょりまして、なかなか見事。ヤツデの向こうに潮江橋が写っちょりますね。
この実、竹筒とかで作った空気鉄砲の弾丸として重宝されよりました。丁度の大きさで、当たっても痛くなく、大量に調達するのが容易、というのが重宝された理由でしょう。が、しかし、街の子ひまわり太郎は、メッソ、この実で遊びませんでした。
街中の追手前小学校で流行っちょったのは、土ダンゴ作りや釘刺し、東京カクレンボなど。東京カクレンボは、地面に大きな円を書き、いくつもの扇型に区切って近所の施設やお店、しゅっと近くの木などの名前を書きまして、少し離れた場所から小石を投げます。鬼は、その小石の入った場所まで行って帰ってくる訳で、その間に、皆が隠れる、というカクレンボ。他地域では何と言うかは知りませんが、うちの近所では東京カクレンボ言いよりました。
あと、追手前小学校で流行っちょったのが「カタキ」。一人がボールを蹴って、地面に3バウンドした(その際、カ・タ・キと唱和しますね)のをバイ合い、あとは、ボールを取った者がボールをヒトにぶつけるという「ボールのクラシ合い」。誰かがボールを持って立っちゅう間は、その他の者は動けません。ヨケるか受けるかできずにボールを当てられてしもうたら一旦はゲームから離脱。しかし、自分にボールを当てたヤツが他の誰かにやられたら、復活します。つまり、敵討ちをしてくれたら復活するので「カタキ」。これで、延々とクラシ合いするゲームで、細かいルールは忘れてしもうたですね。
このゲーム、少なくとも「カタキ」という呼び名は追手前小学校だけの独自のモンやったみたいです。中学生になって他の小学校から来たモンに聞いても、全然知りませんでした。