朝倉神社の美しい本殿、赤鬼山〔1369〕2007/01/14
2007年1月14日(日)こぢゃんと晴れまくりました
高知は晴れちょります。こぢゃんと晴れちょります。雲一つありません。冬の透き通った青い空がどこまでも広がっちょります。
そんな中、久々にいの町の蘇鶴(そかく)温泉まで走りに行っちょったひまわり太郎です。高知から十数キロですが、あちゃこちゃ寄りながら走ると結構な距離になりますな。でですね、途中、朝倉駅のしゅっとそばに鎮座されちゅう「朝倉神社」にお参りしました。昨年の6月にキレイになったばっかしの本殿が艶やかに鎮座ましましちょったです。
参道脇には再建の寄進者の皆さんの名前が刻まれた真新しい石盤が建っちょります。
写真はその本殿。なにやら物語の絵が描かれちゅう壁面が鮮やかです。本殿右手の山は赤鬼山。元々、ここに朝倉神社が鎮座するずっと前からこの赤鬼山自体をご神体とする信仰があったそうです。その神様は「天津羽羽神(あまつははがみ)」様で、他所からやってきたがぢゃあない、由緒ありまくりの神様。
ところで「朝倉神社」で思い出すのは白村江の戦いの際の斉明天皇が建てた、筑前の朝倉の宮。大急ぎで丸木で宮を建てたので、雷神の怒りを買うたというアレですね。斉明天皇が亡くなった際、朝倉山の上から鬼が睨みよったというお話。
実はこの土佐の朝倉神社がそれではないか、という説もありまくっちゅがです。この土佐の朝倉神社にも、斉明天皇が行幸され、丸木で仮の御殿を造られた、という話が伝わっちょります。で、この界隈は今でも「木の丸」という地区名。
確かにこの山の雰囲気はかなり古代を感じさせる、近付き難い荘厳さに満ちちょります。
この朝倉神社を後にして、いの町を通り抜け、お湯が柔らかい、最近の厚生労働省の規則なんぞは関係ない趣き抜群の蘇鶴温泉にゆっくりつかり、波川の駅から汽車に乗ってモンてきた、冬の一日でした!