夜明け前の九反田橋と木星〔1351〕2006/12/27
2006年12月27日(水)快晴!
キレイに晴れた冬の朝。ですが、高知市の最低気温は何と9.3℃。日中もぬくうなりそうです。
さて、いよいよ2006年もあと少しになって参りました。気忙しい師走ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ここは夜明け前の九反田橋の上。いつものように五台山方面が美しいです。6:20くらいなんですが、お天気が良いので早くも東の空が色付き始めちょりました。夜明け前の南東の空には、もう、春の大三角形が見えよります。その下に、明るいお星様が。木星でしょうか。この写真、右上に写っちょりますので、目を凝らしてご覧下さい。
木星といえば思い出すのがパイオニア10号とボイジャー1号2号、それにガリレオです。惑星探査機ですね。パイオニア10号は1972年に打ち上げられて、翌年、木星に初めて接近した宇宙船。宇宙人に遭遇したときのために、人間の男女の裸の絵と、太陽系や地球の位置を図にしたものを刻んだ金属板が積まれちょります。小学校高学年やったひまわり太郎は、SFみたいなこの話に胸躍らせましたです。
ボイジャー1号は1977年に打ち上げられて、木星とか土星とかを探査。ボイジャー2号は実は1号の少し前に打ち上げられちょりまして、木星の他、天王星とか海王星の観測をしちょります。海王星の、あの真っ青な美しい姿は衝撃的でした。あんなに遠くの惑星のキレイな姿を見ることができる、というのはすごいことですな。
ちなみに、ボイジャー1号が、現在地球から一番遠いところにある人工物で、140億km以上地球から離れちゅうそうです。通信の電波が届くのに13時間。遥かな宇宙に人類の想いを乗せて飛んで行く宇宙船の姿を想像するだけでも、やっぱし胸が躍ります。