十市、亀蔵ヤマモモの原木を探す〔1341〕2006/12/17
2006年12月17日(日)晴れちょります
今日の高知は晴れちょりますが、風が結構エライです。西からの風がびゅんびゅんと吹きよりますね。その風に背中を押してもらいながら、東向いて走りに行っちょったひまわり太郎です。
こないだ、南国の工場太郎くんが、家の近所を子供と散歩しよって、「亀蔵」の原木らしきものを見に行っちょったという話をしよりました。「亀蔵」はヤマモモの種類で、にっこりでも2005年6月21日とか2006年6月13日でご紹介しちゅう、おいしいヤマモモ。南国市の十市(とおち)で、幕末、島田亀蔵さんが自分ちの裏山で偶然見つけたヤマモモ。
こぢゃんと身がプリプリしちょって美味しいので、ここから接木してどんどんと広まり、現代ではヤマモモの一番のブランドになっちゅうがです。その原木は、樹齢200年を超え、高さ10m以上という巨木になって、今尚健在ということです。
工場太郎に先を越されたので、こりゃあ見に行ってみんといけません。自宅から五台山の脇を抜け、稲生を通り、山越えで十市へ。十市の農協のクから人形谷の公民館まで行きますと、そこに、ここから500mで亀蔵の原木がある、との南国市教育委員会さんの案内板がありました。字はきえかかっちょりましたが。
そこから、たぶんこっちやろう、と思われる方角へ登って行くと、あと200mの標識。その界隈には数軒の家々がありますが、全部「島田」さん。お墓も全部「島田」さんでした。そこからは竹の生い茂る険しい山道。もちろん島田さんの山ですね。このあたりかな、と思われる場所に祠がありました。そこでお参りしましたら、その祠の裏手に大きな大きな木が。標識は無いがですが、この木が原木やろうか、と思うて撮影してきました。辺りをたつくってみたがですけんど、この木が一番それらしかったがです。間違うちゅうかも知れません。写真ではわかりにくいですが、この、右からニョキニョキっと空に伸びちゅうがが立派で、原木っぽかったです。葉っぱはトット上に茂っちょりますね。
けんどあれです、他の山の例に漏れず、竹がこぢゃんと幅を利かせちょります。せっかくの有名ブランドの原木ですきに、大切にしたいところです。
ここから山の中の道を稲生の東へ抜け、どんどんと北上して南国市長岡へ。なかなか運動になりましたです。「ながおか温泉」まで走り、温泉につかって、汽車で高知へモンて来ました。