柴巻から峠を越えて小浜へ〔1334〕2006/12/10
2006年12月10日(日)こぢゃんとエイお天気です
今日は久々にこぢゃんと晴れ渡った日曜日。心地エイですね、ホント。あんまし心地エイもんですきに、久々に山を駆け巡って来ました。ここは小浜のトット上。と言うても判らんでしょうきに、今日のランニングルートをご紹介します。
まず、高知市与力町のひまわり乳業本社をお昼過ぎに出発、鏡川を月の瀬橋まで遡ります。そこから北へ、維新の俊才、饅頭屋こと近藤長次郎さん宅跡やら龍馬の坂本家のご本家才谷屋さんのあった場所やらの前を走り抜けて、ひたすら北へと走ります。円行寺街道ですな。
飼料に徹底的にこだわった酪農さんの鹿嶋牧場、大崎牧場さんの前を通過して、一気に柴巻の田中さんちまで駆け上がりました。ここまでで10kmちょっと。田中さんと申しましても、普通の田中さんではございません。このにっこりのディープな読者はもうご存知の、龍馬の親友田中良助さんの家。ここからは高知市の町並、高知城、そして太平洋が一望できます。龍馬は、ここへ来るがが大好きやったそうです。この景色が龍馬の考え方を形作ったというても過言ぢゃあないでしょう。
そこからどんどんと坂道を駆け上ると、標高がどれっぱあかは知らんですけんど、かなり高い峠に差し掛かります。ここから、普段は大利(おおり)の方面へ下って鏡ダムの畔へ降り、鏡村の温泉RIOへ行くがですが、今日は、その峠から新宮公園を抜け、小浜という旧鏡村の中心集落へ下る道に挑戦してみたという訳です。地図では、小さいながらも道路がありました。新宮公園から下ると、道はアスファルトからセメントへ、そしていつしか舗装はなくなり、山道をどんどんと下っていきます。この写真はその途中。
走るのをやめて歩き、そして立ち止まり、座り込んで陽射しを浴びてみたひまわり太郎。この道は絶対に誰も通らんような道。聞こえるのは樹々のざわめきと小鳥の歌声だけ。しばし、すべてを忘れて寝転んでしまいました。この時間。
この自然の懐に抱かれた時間、世間の音は何も聞こえない時間を過ごすことで、忘れちょった何かを取り戻す事ができたような気がしました。来てみて良かったです。
ここから膝がガクガクする程下って小浜へ、小浜神社にお参りして、やっとRIOに付きました。温泉が心地良かったです。RIOの近くのバス停で缶ビールを飲みながらバスを待ちよりましたら、大きいバイクに乗った同級生のY川くん。今日、安芸のタートルマラソンに出場して、土佐山のオーベルジュのお風呂に入って来たがやそうです。ひまわり太郎、そう言えば最近レースに出ちょりません。今日みたいなのったりまったりなランにずっぽりとはなっちゅうきですね。今晩はY川くんもメンバーの、同級生ランニングチームの忘年会でございます。