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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

龍馬さんの懐には何が?〔1329〕2006/12/05

龍馬さんの懐には何が?

2006年12月5日(火)晴れちょります

ひまわり太郎が土佐の歴史の師と仰ぐ方に、土佐史談会副会長の谷是(たにただし)さんがいらっしゃいます。ひまわり太郎が土佐の歴史にずっぽりとハマり込むきっかけを作って下さったのが谷さん。高知では「タニコレ」さんで通っちょりますね。で、谷さんが編集されて、今年出版された本に「高知県の不思議辞典」というのがあります。新人物往来社さんが出版元。これ、かなり面白いですきに、是非是非ご購入されることをお薦めします。ホントです。

その中で、龍馬の懐に何が入っちょったのか、という考察があります。

東京の小美濃さんという方が書かれちゅう考察ですが、これを読むと完全に答えが出ちゅうみたいな感じがします。

この写真は、今朝の夜明け前の電車通り。上町の、坂本龍馬生誕地の前。龍馬ファンの方は判りますよね、あの、桂浜の銅像の元にもなった一番有名な写真。その写真が生誕地の前にも飾られちょります。で、その龍馬さんの腰の部分をアップにて撮影してみました。まだ暗いですきに見えぬくいですが。正面が寄りかかっちゅう台で、右に龍馬さんの袴が見えます。

この有名な写真では、龍馬さんは懐に手を入れちょります。何を持っちゅうか、ということで、皆さん面白がって色んな説を出してきました。ピストル説とか万国公法説とか。が、そうぢゃなかったがです。

この写真では見えませんが、右手を入れた懐から紐がぶら下がっちょります。その紐の先は、この写真の龍馬さんの右太腿の前あたりに見える鍵らしきものにつながっちゅうがです。

龍馬は時計が大好きで、龍馬が書いた手紙には、24時間という西洋の時間が書かれちょって、日常的に西洋時間を使いよったがは有名。当時の懐中時計は竜頭が回らず、裏蓋を開いて鍵を差し込み、ゼンマイを巻くようになっちょったとか。懐中時計と鍵はセットになっちょったがです。写真の鍵は、どうやら懐中時計のゼンマイ用の鍵らしいのであります。つまり、懐に入っちょったのは懐中時計ぢゃお、ということになるがです。なるほど。

ところで、土佐人が懐手、ということで思い出すのは土佐の生んだ偉大な物理学者にして文学者、寺田寅彦さん。その伝記の書名にもなっちゅうので、高知県人なら覚えちょきたい寅彦さんの素敵な歌です。

好きなもの イチゴ 珈琲 花 美人  懐手して 宇宙見物


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