早朝の潮江橋から電車はどこへ〔1328〕2006/12/04
2006年12月4日(月)高知は晴れちょりますが冷やいです
おう冷やい カチバリツイタ この車
今朝は冷やかったですねえ、まっこと。朝のご挨拶は「今朝はしょう冷やいねえ!」でした。会社の駐車場の車も、フロントガラスが白うにカチバリツイちょりました。昨日今日と、高知の朝は冬みたいです。
そんな冷やい朝の高知市内、潮江橋からはりまや橋方面を撮影してみました。橋の上、電車軌道のまん中からのアングル。先日、11月30日のにっこりで、明治39年から昭和3年まで、梅ノ辻から北へ、潮江橋を渡った土電の電車は、ここで左折してあのスロープを下って行ったがやないろうか、という想像をしました。
で、気になっちょったので、その時分の市街地の地図を探してみたら、ありましたありました。財団法人日本地理センターという所が発行しちゅうタイムスリップマップ「四国四都」という地図帳。岡豊の、歴民館で売りよったです。四国四県の県庁所在地の、昔から現代までの地図を並べて見せてくれる地図でなかなか面白いですね。その地図帳に、明治40年の高知市20000分の一の地図がありました。かなり細こうて見にくいですけんど、梅ノ辻の北で、潮江橋の東、この写真で言うと向って右の、電車専用橋を渡り、橋の北詰で大きく左カーブしちゅうががわかります。そっから先は地図が黒うなっちょって、堀詰の所までの電車軌道はわかりません。が、このカーブの先は、この写真の、左端の青い道路標識とその右手の時速制限標識の間の道。つまり、11月30日に撮影したスロープのある道路。誰がナンと言うたち、間違いありません。迂闊にも今の今まで知らんかった、ご近所の事実でした。
現在はご覧のように軽く右カーブを描きながらはりまや橋交差点へと下って行く土電の電車です。