九州、都之城は島津さんのお城でした〔1322〕2006/11/28
2006年11月28日(火)都城は曇り
今朝の高知新聞、見ました?
ひまわり太郎と、このにっこりひまわりのことを詳しゅうにご紹介してくれちょります。ひまわり太郎の後姿も素敵ですな。いやいや嬉しいことです。
その新聞を読んでから、本日のひまわり太郎は九州までやって来ました。ここ、どこやと思います?
宮崎県は都城(みやこのじょう)というところでございます。生まれて初めてやって来ました、都城。お客様のところへ行く途中、大急ぎでここ「都之城址」に寄りました。ここのお城は、宮崎県ではありますが島津さんのお城。
このモダンな建物は都城市都城歴史資料館で、本丸のあった場所に平成元年に建てられたがやそうです。こんなお城は無かったでしょう。
建物をよく見てみますと、あの、丸に十字の島津のマークがあちこちに掲げられちょります。ここにあった都之城は、都城島津氏(北郷氏とも言うそうですな)の代々の居城やったと書いちゃあります。薩摩の島津家の分家でしょうな。1375年に二代島津義久さんが築城、1615年、一国一城令まで、都城島津氏のお城でございました。
その島津家、分家とは言えさすが島津。現代になっても、ご当主が学習院の院長をされよったりしたそうで、その屋敷には、こちらに皇族の方が来た際には泊まったりするそうですきにヤンゴトナイです。
高知に居ると、この辺の地理や歴史に疎うなっていかんですね。ここ都城は今では宮崎県ですが、その昔は薩摩の領分。で、島津さんながですねえ。距離的にはちっくとだけ宮崎市が鹿児島市よりは近いですが、文化圏としては薩摩と言えるみたいです。勉強になりますな。
今、宮崎空港から小倉へ向かう特急「にちりん26号」に乗ってこのにっこりを書きよります。周囲の宮崎弁が嬉しいですね。駅で買うた鶏のささみくんせいが美味しいです。