土佐電鉄最大の謎の続きと五台山麓、星神社の石段〔1319〕2006/11/25
2006年11月25日(土)曇ったり晴れたり
昨日、土佐電鉄停留所最大の謎に迫ったにっこりを書きました。すると、高知の停留所事情にこぢゃんと詳しいひまわり太郎Jr.1号が、もっと詳しい情報を教えてくれました。はりまや橋から南へ進む電車は「桟橋通五丁目」行きの表示を電車の前後に付けちょります。が、しか~し!
昨日お話したように「岸壁通」でみんな降りてしまいます。それもそのはず、ここが終点やきです。Jr.1号の話によりますと、岸壁通で終点のアナウンスがあるそうで、ここで全員降りんといかんそうであります。なのに、そこから信号を越えた「桟橋通五丁目」行きの電車。
これが、今解き明かされた土佐電鉄最大の謎なのでありました。ちなみに、桟橋通五丁目から乗ることはできるそうです。Jr.1号の話ですが。
さて、謎解き話はこれくらいにしまして、今朝のひまわり太郎は五台山麓界隈をたつくりに行っちょりました。いつもは北西の登山車道を登るのですが、今日は麓をたつくることにしました。まずは「吸江(ぎゅうこう)禅寺」。かの夢窓疎石さんが、1328年、執権北条高時さんの母の招きを避けて土佐までやって来まして、この場所に「吸江庵」を結びました。その後室町時代に入り、足利尊氏さんに教えるなど活躍、吸江庵も海外は明国までその存在を知られる名刹となったのであります。その庭、こぢゃんと風雅できれいです。もうちょっとしよりましたら紅葉が見頃で、ちょっとすごい景色が拝めそうでした。
で、その禅寺の上にある平和パゴダにお参りし、再び五台山麓へ。法師ヶ鼻の船上神社、久保神社から、五台山南の山麓へ行きますと、「星神社」の参道入り口があります。この神社は、明治になるまでは「妙見大明神」と呼ばれ、地域の産土神として尊崇されよったお宮さん。天御中主大神を祀っちゅうそうです。
写真は、その参道入り口から見上げた石段。こで、かなり長い長い石段です。一気に駆け上がって、心臓バクバクになっちょりました。降りながら数えてみると416段前後。一直線に積み上げられた石段は、走って登ると果てしなく感じられますな。エイ汗かいた五台山麓の朝でした。