11月15日の和霊神社と龍馬さん〔1309〕2006/11/15
2006年11月15日(水)真っ晴れ!
エイお天気です。こぢゃんとエイお天気の11月15日。このにっこりを初めて4度目の11月15日ですが、バックナンバーを見てみますと、毎年七五三ネタでいっちょります。う~ん、思考がワンパターンながですな。今朝も潮江天満宮で七五三の風景を撮影してきましたが、今年はちっくと趣向を変えてみることに致しました。
11月15日と言えば坂本龍馬さんの命日。誕生日でもありますね。旧暦のことですきに、厳密に言えばもっと冬の季節に生まれ、亡くなっちゅう訳ですが、ややこしいので現代では今日11月15日にあちらこちらで記念の行事が行われよります。
高知では、生家の界隈で誕生祭とかが賑やかに繰り広げられると、なんかに載っちょりました。
そこでひまわり太郎は、先日11月5日にもご紹介した和霊神社にお参りしてきました。文久2年の春、桜の咲き始めた頃、家には「花見に行って来る」と言うてひょうたん酒を担いで龍馬さんは出掛けたのであります。目的地は坂本家の所領、神田の水谷山。ここに、坂本家の祖霊を祀る和霊神社が鎮座ましましちゅうきです。ここへ上がりこんで酒を酌みながら祖霊と語らい、そのまま脱藩していったというお話。誕生日で命日ではありますが、写真のように、朝の和霊神社はひっそりと静まり返り、幽玄に佇んじょりました。
龍馬さん、幕末という激動のニッポンを駆け抜けた訳ですが、どうにも「必死の形相で力を振り絞った」てな感じではなく、世の中を動かしていくことを楽しみよったとしか思えん部分がありますな。慶応3年11月15日に寺田屋で襲われるまで、新しいニッポンという花を見ながら楽しんでおったがでしょうか。
「花見に行って来る」は、本当やったがです。