土居町、小さなお堂〔1230〕2006/08/28
2006年8月28日(月)晴れ時々曇り
ちっくと雲が出ちょりますが、晴れの高知市内です。
こないだうちから、鏡川の畔のお宮さんとかお地蔵さんをご紹介しよりますが、今朝はここ。雑喉場橋南詰のすぐ西側に鎮座しちょります小さなお堂。8月22日の稲荷大明神さんと、8月24日の地蔵堂との中間、鏡川の土手の上に鎮座しちょります小さなお堂。本年6月1日のにっこりでもご紹介しました。今日はお堂の後ろ側から撮影してみました。すぐそこに雑喉場橋、対岸にトップワン四国、その右手にホテル日航高知旭ロイヤル様が見えよります。
このお堂、中にお祀りされちゅうのは、四角い石に刻まれた六体のお地蔵さん?と、その横の、観音様の頭とおぼしき仏頭。この界隈の他のお宮さんとかの例に漏れず、ここも、いつもどなたかがお供えを欠かしません。
場所が場所ですきに、鏡川の治水に関係する水神社さんかとも思いましたが、お祀りされちゅうお地蔵さんや観音様の頭?を見ますと、そんな単純なものでも無さそう。どうしたものなのか想像が膨らみますですね。
伊野の大黒様(椙本神社)なんかもそうですが、川縁には、上流から流されてきた神聖なものが祀られちゅうことがようあります。そういったことも考えられますですね。
ここは土居町。戦国時代、四国山地の山中、現土佐町の森という地区を本拠にした「森氏」が、ここまで勢力を拡大し、現在の筆山にお城を築き、この界隈に屋敷をこさえて土居を構えたので「土居町」、てなお話も以前しました。
お供えをされゆう方に、この由来とかお祀りされちゅう方とかのお話を聞いてみたいもんですな。