鏡川のボラジャンプ〔1219〕2006/08/17
2006年8月17日(木)晴れたり曇ったり降ったり
沖を台風10号が通りゆう関係で、妙に不安定なお天気になっちゅう高知県地方です。けんど気温は上がりよりますね、もう30℃を超えちゅうでしょう。
高知県人にとって「台風10号」という言葉の響きは特別です。昭和45年8月21日に高知県へ上陸した「台風10号」の印象が強烈やきですね。今でも「10号台風」とか「土佐湾台風」とかの呼び名で語り継がれる、高知にこぢゃんと被害をもたらした台風が10号でした。高知市内はボッタリショと冠水、小学生やったひまわり太郎も、家の2階から、川となった前の道路をボートが通って行くのを茫然と眺めたもんです。
台風後、町のいたる所にうずたかく積み上げられた大量のゴミが異臭を放ち、復旧にはこぢゃんとヒマがいりました。
そんな訳で、「台風10号」と言われるとドキッとする高知県人ですが、今回の10号は、これから台風の雲がかかって大雨が降るかも知れんそうです。気を付けましょう。
ここは今朝の鏡川。潮江橋北詰の少し東から撮影しました。写っちゅうはしが潮江橋で、橋の上を土電の電車が通りよります。非常にわかりにくいと思いますが、写真左の川面から、ボラがジャンプしちゅう姿が写っちょります。今朝は、あちらこちら、イタルカシコでボラが次々とジャンプしよった鏡川です。撮影しょうとすると、川面はシーンっと静まりかえり、カメラをクルメて歩き始めるとあちらこちらでジャンプが始まるので、なかなかジャンプの決定的瞬間をよう写さんかったがです。で、ようやっと撮れたががこの写真。こんながでコラエテつかあさい。
ボラは何でジャンプするのか。身体に付いた寄生虫を除けるためらしいですね。着水の衝撃で寄生虫を振り払うがでしょうか。ボラは、身体が痒うても、自分の手で掻く訳にはいかんですきねえ。