鏡川の紫御殿、朝露〔1169〕2006/06/28
2006年6月28日(水)曇り
今日は曇っちゅう高知市内。蒸し蒸しと暑うなってもらいたいもんです。
さて、今朝も鏡川。潮江橋と天神大橋の間の南岸です。この土手の、古い鉄柵みあいなのがある所に紫色の草むらがあります。以前にもご紹介したことのある「紫御殿」。肉厚のしっかりした葉っぱの間に、淡い紫色の小さな花が咲きます。露草科ムラサキツユクサ属の、メキシコ原産の花。
googleで、「紫御殿」で検索してみましたら、上位3つのHPで、それぞれ属名が違うちょりました。ムラサキツユクサ属とセトクレアセア属とトラデスカンティア属。
植物にシロウトのひまわり太郎にはチンプンカンプン。どういうことかと思うてよく読んでみると、「トラデスカンティア」がムラサキツユクサ属を言い表しちゅうがみたいです。それでは「セトクレアセア」とは何か。
調べてみたところによりますと、以前の学名が「セトクレアセア・パリダ」やったのが、「トラデスカンティア・パリダ」に変更になったがみたいです。ナンノコトヤラ。
要するに、今はムラサキツユクサの仲間、と覚えちょったらかまんがでしょうね。大きい括りでは露草科。読んで字のごとく、葉っぱの露が美しい草。この写真の多肉植物を思わせる紫の葉っぱにも、朝露が見えます。昨日から雨は降っちゃあしませんので、葉っぱからにじみ出て来る朝露。
この花、直径は1cm~1.5cmくらいの小さなもの。その花に、これまた小さな昆虫が蜜を吸いに来ちょりました。ご覧頂けますでしょうか。羽蟻くらいの小さな昆虫。プーンっとやってきて、朝食タイムを楽しみよりました。