天神大橋を北進すると〔1160〕2006/06/19
2006年6月19日(月)快晴!
今日の高知市内は久々に雲一つない快晴。こぢゃんと晴れちぎっちょります。気温も30℃くらいになりそうな予報で、嬉しゅうなってきます。このまんま真夏へと突入してもらいたいもんですな。
ここは今朝の天神大橋。早朝から夏の日差しが心地良い橋の上。遥か北山の山裾には朝靄が立ちこめちゅうがが見えます。このところ湿気が高かったですきに、今朝の様に晴れ渡ると地面の水分が水蒸気になって立ちのぼってくるがでしょうね。
この天神大橋の北詰、川縁に東西に伸びる家並は「唐人町」。
その北が、道路の北側にしか家並がなかった(南側は土手)ことから「片町」、その北が、ひまわり乳業本社のございます「南与力町」。しゅっとそこの信号の右手が後藤象二郎さんの家。三つ目の信号右手が乾(板垣)退助さんの家。そこから東へしゅっとのくに片岡健吉さんの家がありました。幕末のことです。乾さんちからまっすぐ北へ、本町の通りを渡り、藩の役所「南会所」を左に見て北側に進みますと、左手に昨日の話に出て来た深尾弘人(ふかおひろめ)さんの広大な屋敷がありました。
今、本町(電車通り)とひろめ屋敷との間は大橋通り商店街のアーケードがあります。高知市民の台所として親しまれて来た生鮮食料品を中心に販売されゆう商店街。戦後、種崎町魚の棚に取って替わる勢いで発展、高知の台所の地位を確立しました。今でも結構にぎやかですが、郊外の大型量販店に対抗せんといかん、という危機感を持っちょりまして、近年、若手の後継者達が中心となって積極的に活性化策を実行しゆう好感の持てる商店街です。商店街のホームページをご覧になってみて下さい。ひまわり太郎好みの、遊び心に溢れる街づくりを頑張ってやりよりますきに。