潮江天満宮、楼門の道真公〔1146〕2006/06/05
2006年6月5日(月)今朝も晴れ!
今朝の高知県地方はよう晴れちょります。ちくと湿気を感じる夏の朝、といった風情ですな。そんな中、ひまわり太郎はいつもの鏡川たつくりコースですが、ちびっと走ると汗が噴き出してきました。身体の中に蓄積した悪いものが一気に出て行くみたいな気がして心地良いです。
さて、今朝は、いつも身近にありながら今までご紹介したことのなかった像をご紹介しましょう。潮江天満宮には、何度かご紹介した立派な楼門があります。手水からもうちょっと行ったところですね。
その楼門、見上げると、立派な鳳凰の彫像が辺りを睥睨しよります。そして、左右に、この天満宮ゆかりのお二人の座像が鎮座されちょります。本日ご紹介するのは向って右側の「菅原道真」公の像。いかがでしょうか。なかなかの風格。
道真公の偉大な業績につきましては、もう、皆様ご承知の通りですね。平安時代中期に大活躍した学者さんであり政治家。右大臣まで上りつめますが、政敵藤原時平くんの讒言にあい、太宰府へと左遷されてしまったのはこぢゃんと有名。太宰府で憤死されたあと、朝廷を祟りが襲い、その霊を鎮める為に祀られたのが天満宮の始まりとされちょります。
潮江天満宮の拝殿手前左側に社務所がありますが、その横で、道真公の生涯を絵によって説明しちょりますので機会があればご覧下さい。
楼門の上から睥睨する大きな大きな鳳凰は、江戸時代後期に島村三四郎さんという偉大な彫刻家によって彫られたものですが、この、楼門左右の随身像の作者ははっきりしちゃあせんみたいです。が、製作時期は鳳凰と同じくらいの時期みたいですね。こんどじっくり調べてみましょう。なかなか立派な像ですきに。