朝倉の水車、八代の舞台、伊野の鯉のぼりから蘇鶴温泉へ〔1113〕2006/05/03
2006年5月3日(水)素晴らしいお天気になりました
今日は連休まっただなか。高知はこぢゃんときれいに晴れました。気温もあがり、見事な行楽日和になったですね。皆さん、このゴールデンウィークをどんな過ごし方をされよりますでしょうか。
今日のひまわり太郎は、ちくと用事を済ませたあと、おなじみの蘇鶴温泉まで走りに行っちょりました。普通のジャージで走りましたので、かなり暑かったです、はい。帽子やらシャツやらはボッタリショと汗をかいて重とうなっちょりました。
家から鏡川沿いにどんどんと遡上、朝倉を抜けます。
ここは、米田橋と宗安寺橋の間で、何度かご紹介した「水車のある田んぼ」。鉄でこさえられちょりまして、空き缶が水を汲み上げて、田んぼに水路からの水を供給しよります。今時珍しい、実用に供されゆう水車ですね。毎年この季節になると、この水車を見るのが楽しみになります。なかなかのどかな風景ですな。
ここから宗安寺橋まで遡上、そこから枝川方面へ峠を越えて走ります。峠を下りるとそこは「八代(やしろ)」という古い古い地区。その地区のまん中に先のとんがった小山があります。そのてっぺんに八幡様がありまして、農村歌舞伎の舞台があります。回転舞台やらの仕掛けがある、昔の農村娯楽の中心やった舞台は、今では珍しい史跡にもなっちょりますね。
そこから枝川へ下り、伊野の街中を抜けて仁淀川へ。前にも紹介しましたが、ゴールデンウィークの仁淀川では、土佐和紙でこさえた鯉のぼりが川の中をたくさんたくさん泳ぎよります。これは名物になっちょりまして、今日もものすごい人出でした。水の中を心地良さげに泳ぐ紙の鯉のぼりの群れは、なかなか壮観。
で、その人ごみをかき分けつつ走って、目的の蘇鶴温泉へ。いつ来てもえいですね、この温泉。昔ながらの湯船しかなく、そこでくつろいで畳の部屋で寝転がって過ごすひととき。なんとも言えん、贅沢な時間を過ごしてきました。