新月橋、加納院團子堂、竹林寺、真如寺〔1106〕2006/04/26
2006年4月26日(水)雲っちょります
昨日のにっこりでもお話しましたが、にっこりひまわりには、やたらめったら神社仏閣が出てまいります。これは、ひまわり太郎がジジムサイのと関係あるかないかは別にしまして、こういった静かな雰囲気、歴史の重みを感じさせてくれる雰囲気、なんとなくおごそかになる雰囲気が気に入っちゅうきながですね。そういう訳で、宗派とかなんとかまったく関係無しにやたらと登場してくるのであります。
ここは、何度かご紹介した「加納院團子堂」。地元では普通に観音堂とも呼びます。藩政期には思案橋(本年2月22日にっこり参照)の畔にあったがですが、明治の廃仏毀釈で荒れ果て、大正10年になって地元有志によりこの場所に移転されたがやそうです。地域の皆さんの信仰の深さがしのばれます。
当然今は住職さんもおらんのですが、地域で代々受け継がれて守られていきゆう観音堂。いつもきれいに花などがお供えされちょりまして、ヒトの思いが伝わってきます。ここのご本尊は十一面観音像と馬頭観音像。
で、前にも申しました通り、土佐西国三十三カ所観音霊場の「第三十三番」。つまり、ここで結願となるのであります。ちなみに第一番は、こないだの日曜日にご紹介した五台山の名刹「竹林寺」の「聖天堂」。本堂脇の小径を上がったところにあるお堂が第一番札所やそうです。秘仏の十一面観音さんがお祀りされちょります。で、第二番が先週の水曜日にご紹介の真如寺の観音堂。ほらほら、どんどんとつながっていきますね。一度巡礼してみとうなって来ましたですな。