掩体壕と飛行機のプロペラ、ツカエる話〔1045〕2006/02/24
2006年2月24日(金)曇ったり晴れたり
昨日、高知空港近辺の掩体壕が南国市の文化財に指定されたというお話を書きました。なかなかエイ話で、喜びついでに今日も掩体壕の話題。今朝は、昨日とはまたべつのやつを撮影してきました。正面からですね。向こう側にも1基見えよりますが、この界隈、あちらにもこちらにも、てな感じで居座っちゅうのが掩体壕。手前のやつの中には、耕耘機が一台クルメられちょりました。
で、この穴の形から、横に広がった部分に主翼がくることは想像できます。昨日、上の部分はプロペラがツカエんように、てなことを書きましたが、普通に考えると垂直尾翼がその前に当たりそうですよね。
その意味もあったでしょうが、昔の図面を見てみますと、飛行機のお尻は、地面近くまで下がっちょりますので、垂直尾翼の高さはそれほどでもありません。それより、お尻を下げて頭が少し上向きになった姿では、プロペラの位置が結構高いのであります。で、どちらかと言えばツカエるのはプロペラ。
「ツカエる」と言えば、この言葉、食べ物が喉にツカエたとか、天井が低くて頭がツカエるとかいった使い方をしますが、交通渋滞の場合に、「電車通りがこぢゃんとツカエちょったもんぢゃき、遅刻になってしもうたがよ」などといった使い方もあります。
ラジオで、一日に何度も「道路交通情報センター」から交通情報が流れます。高知ではおんちゃんのヒトとおねえさんとが交替でやったりしよりますが、おんちゃんのヒトは土佐弁丸出しで、「はりまや橋交差点では高知駅方面からの南行きがツカエています」といった感じで伝えてくれるので、聴きよって、なんとなく嬉しゅうなってくるのはひまわり太郎だけでしょうか。この際、「こぢゃんとツカエています」とか「ちっくとツカエています」とか言うてくれるともっと楽しいですね。