早朝の宝永町、月がとってもキレイです〔1035〕2006/02/14
2006年2月14日(火)曇り
今日はバレンタインデーですな、関係ないっすけど。バレンタインデーにときめかんなって何年になるでしょう。
さて、今朝はお月様がきれいでしたね。見事です。宝永町の電車通りを渡りよりましたら、電車軌道の真ん中から道路の彼方に真ん丸お月様。感動しました。思わずデジカメを取り出してカシャリ。なかなか絵になっちゅうでしょ?この光景。宝永町の由来や歴史については何度かご紹介しましたね。この向こうが菜園場町。名前で判ります通り、藩政期の高知城下の台所。その向こうへ走りますとはりまや橋でございます。
この電車通り、昭和の百々越前(こないだのにっこり参照)と言われた高知市職員清水真澄さんが計画、実現させた道路。以前にも書きました。戦後復興の都市計画で、そんな広い道路がどうして要る、という議会や住民の大反対の中、決然と将来の高知を見据えて計画しました。ホントはもっと広い計画やったそうですきに、その先見の明は素晴らしすぎますな。それを考えたのが高知市の一職員やった、というのがすごいですね。役人根性とは縁のない、ホントの町づくりを真剣に考えた人物。
ホントは議員さんがこんなことは考えんといかんがでしょうが、昔から、そして現在も議員さんは目先のことで精一杯ですね。役人さんは現在進んでいる事業を大過なく進ませることが至上の命題。これではなかなか豊かな町づくりには行き着かんですなあ。電車通りの奇麗なお月様を眺めつつ、高知の街を考えてみました。
写真を撮影しよりましたら、自転車に乗った怪しげなおんちゃんが「おはよう!」と声を掛けてきます。見ると友人の早朝自転車乗りのS君。電車通りの真ん中で不審な行動をしゆう人物を見たので誰かと思うたらひまわり太郎やったそうです。はは。