上岡八幡宮の石灯籠、鳥のオブジェ〔1036〕2006/02/15
2006年2月15日(水)晴れたり曇ったり
けんどぬくいです。今朝の最低気温は10.6℃。昨日、四万十市では21℃を超えたそうですな。今年は梅が遅いですが、もうこれで一気でしょうな。そろそろオタマジャクシもご紹介できそうですな。
さて、ここは久々の上岡八幡宮。そうです。今朝も南国工場へやって来たひまわり太郎です。ふだんはひっそりと静まり返っちゅう上岡の八幡様。今朝も、静かに静かに鎮座しちょりました。
写真の建物がその本殿でございます。
参道から、急で、ちょっとボコボコした石段を上がるとこの本殿。両脇には由緒ありげな石灯籠などが鎮座ましましちょります。で、本殿に向って右側の明治25年の寄進と彫られちゅう灯籠のてっぺんに、ご覧の鳥が載っかっちょります。反対側、向って左の灯籠を見てみますと、鳥は居らんなっちょりますが、その下の三段の鏡餅みたいなのは載っかっちょりました。
あんまし神社の灯籠をじっくりと見た事がないので、ようわかりませんが、ちくと珍しいものを見た気分になってしまいました。いや、よくある形式ながかも知れませんが。
この鳥、姿かたちはハトさん。古来、中国とかでは鳥は神の使いと言われてきましたので、この灯籠の鳥も神の使いなんでしょうか。そう思って、この八幡宮の古いふるい灯籠とかを眺めて見ますと、石が少し欠けた鳥の彫刻が他にもありました。
この神社の参道入り口左に、以前にもご紹介した安政の大地震の事を記した碑があります。その脇には、なにやら石が無造作に転がっちょりますが、よう見てみると、文久とかの年号が刻まれた灯籠がバラバラになったもの。てっぺんに鳥が居るのもありました。これはいっぺん整理せんといかんにゃあ、と思うひまわり太郎でした。