潮江天満宮神池、せみの抜け殻〔103〕2003/07/28
2003年7月28日(月)曇り時々晴れ
今朝も朝からたくさんの蝉が大合唱大会を繰り広げています。少し涼しいので、窓を全開にして仕事を始めましたが、外の公園から聞こえて来る蝉の声は、人間の会話をかき消してしまう程の迫力です。
今朝も鏡川縁りを遡行してきました。写真は、途中の潮江天満宮にある「神池」の手すりです。よく見てみて下さい。横木の下に、蝉の抜け殻がぶらさがっているのが判りますか?
この池は、以前にも、おたまじゃくしのシーズンに紹介させて頂いた池ですが、今の季節は、そのおたまじゃくしが成長したカエルと、たくさんの、本当にたくさんのカニさんが生活しています。今朝は蝉の抜け殻を見つけましたので、撮影してみました。
蝉は昆虫ですね。昆虫が地球上に現れたのは、生物が海から陸上への進出を果たしてすぐのデボン紀の頃と言われております。約4億年前ですね。原始的な昆虫には羽がなく、ピョンピョンと跳び回っていたようです。トビムシは、その頃のまんまの姿で、今も繁栄しています。昆虫は見事に多様化し、地球上の生命体としてまれに見る成功をおさめた生き物と言えますね。