花を咲かせる紅梅、針納祭〔1029〕2006/02/08
2006年2月8日(水)曇り
昨日は風がこぢゃんとエラかったですな。瀬戸大橋は強風で通行止めになったりしちょりました。今朝の潮江天満宮の参道にも、風で飛ばされた樹々の落ち葉がどっしこでした。
昨日、飛龍梅がちょびっとだけ咲き始めたお話をしましたが、ここ潮江天満宮で、今、一番花を咲かせちゅう梅の木はこれ。本殿からの帰り道、石段を降りて、小さな石の橋を渡った右手にある梅の木。この梅は、鮮やかな紅色で、他の梅とは一線を画しちょりますな。ホントに鮮やかです。木の下から見上げると、ご覧の様に紅色の花が降って来るよう。なかなかキレイです。
今日は2月8日。ここ潮江天満宮では、「針納祭並びに針納」が行われる日です。看板に「日頃の針の恵の思を致すため、針を納め裁縫守護の神恩に感謝して針をお納め下さい。」と書いちゃありました。一般的に、お寺さんなどでは「針供養」なんぞと申しますが、たくさん働いてもらった針を豆腐やこんにゃくなどの柔らかいものに刺して休んでもらい、裁縫上達を祈願する、というような習俗やったと思います。現代では、家で裁縫する、という場面も減ってきました。お針様も、休みが必要なほど酷使されてはないような気もしますな。
ところで針供養、今日2月8日に行われる場合と、12月8日の場合とがあるようです。関西では12月8日が多いみたいでありますが、潮江天満宮の針納は2月8日でございました。