潮江天満宮の飛龍梅、やっと咲き始めました〔1028〕2006/02/07
2006年2月7日(火)快晴!
今朝は高知。ぬくいですね。今朝の最低気温は4.1℃。昨日、東京からの最終便でモンて来ましたが、昨日は結構荒れ気味で、よう揺れました。昨日の高知は大雨やったみたいですね。山では雪。全然知りませんでした。
今日は打って変わって暖かい朝、お日様が照りつけております。そんな中、そろそろか?と思いまして、いつもの潮江天満宮です。
咲いちょりました、やっとこさ。参道脇、牛の臥像の後ろ、飛龍梅の古木に、梅の花が2輪だけ咲いちょりました。樹齢300年をこえる、龍が飛んでいく姿の形をした梅の木に、2輪だけがご覧の様にキレイに咲いちょりました。
いくつかの蕾は、半分咲きかけちょりまして、その他はピンクに膨らみきった蕾。やっとこさ春ですね。今日のお天気を見よりますと、もう、季節は春。あたりかしこに梅が咲き乱れるのも近いでしょう。
ところで、ここ潮江天満宮にもありますが、日本全国あちこちに「梅林」なるものがあります。これは、藩政期に、多くの藩で非常食として梅干しを奨励し、梅林がつくられたためながやそうです。なるほど。
梅の花は、天満宮のシンボルマークにもなっちゅう通り、菅原道真公に非常に縁の深い花。何度もご紹介しましたね。
梅は、薔薇科サクラ属の、中国原産の木。日本へやって来たのは奈良時代で、遣隋使か遣唐使が持ち帰ったらしいです。道真公が、もうその役割は終わったとして遣唐使を廃止したことは知られちょりますが、なかなか皮肉な話ですな。
しかし先見の明はさすがでして、遣唐使を廃止した年(894年)の10年後に、唐の国は滅亡したのでありました。