九反田橋の下、鏡川の上から金星を眺める〔1023〕2006/02/02
2006年2月2日(木)快晴!
今朝はよう晴れました。気温もグッと下がって冷やい感じでしたが、それでも最低気温は3.8℃。今の季節にしたらぬくいがですね。昨日までが10℃を超える最低気温やったので、急に冷え込んだ感じがするがですな。
さて、ここはどこでしょう。鏡川、九反田橋の下です。普段なら、決して見る事のできないアングル。今、ここ九反田橋や潮江橋では、耐震補強の橋脚工事が行われよります。で、橋の上から仮設の足場が組まれ、橋の下へ降りて、橋脚の周囲を歩けるようになっちゅうがです。ホントは素人は立ち入り禁止ながですけんど。
で、今朝はこの、橋の真下の足場から五台山方面を眺めてみました。キレイでしょ?夜明け前の東の空。ひまわり太郎の視線の先に、金星が輝きゆうががおわかりいただけますでしょうか?
金星は、ローマではヴィーナス、ギリシャではアフロディーテと呼ばれ、美の女神とされちょります。夕方や夜明け前に見えるので、日本では宵の明星、明けの明星。白く美しく輝くので、古来、美の象徴として親しまれてきた金星。しかし、実態はと言えば、表面温度はものすごいことになっちょります。大気は二酸化炭素が主体となるので、ご存知「温室効果」により、地表面の平均温度は何と464℃。太陽に一番近い水星の表面温度よりも高うなっちゅうそうです。温室効果恐るべし。しかもその二酸化炭素の大気圧は90気圧で、地球の90倍。更に、金星全体には、硫酸の雨が降りゆうとのこと。住みとうはないですね、こんな星。
でもこうやって眺めるぶんには、こぢゃんとキレイですね、金星。