高専南東の土手の下、トーチカ〔1022〕2006/02/01
2006年2月1日(水)ちょびっと降りよります
今日から2月。こないだお正月を迎えたと思いよりましたら、はやから2月。今朝の高知県地方も、春のような暖かさ。季節はどんどんと春へ向うていきます。
さて、今朝もひまわり太郎はトウから南国工場へ来ちょります。で、昨日ののっこりでちっくと触れました、空港の東のトーチカ跡を撮影してみました。まだ真っ暗い時間帯なので、土手下に浮かび上がるトーチカが不気味です。ここは、高知高専の南を、東へ行った突き当たり、物部川の土手の下でございます。写真で、向こうに薄っすらと土手が見えよります。現在の高知空港の滑走路からは数十メートルしか離れちょりません。
このトーチカはかなり小さいもので、円柱の直径は1m30cm~50cmくらいでしょうか。高さも子供の背の高さくらい。中に入れるのは恐らく2人。南側から中へ入れるようになっちょりまして、西と東が窓状に開いちょります。2人が、それぞれの窓の担当やったがでしょうかね。
戦争時分、海軍の空港を空襲し、機銃掃射をかけるグラマンに対して、この小さなトーチカからパンパンと迎撃しよったがかも知れません。
しかしあれですね、昨年8月26日と9月14日に、にっこりでご紹介した掩体壕も、そしてこのトーチカも、貴重な貴重な戦争遺産であるのは間違いないです。しかし、その旨を説明した看板みたいなのが無いのが残念。子供たちに平和の尊さを伝えて行くまたとない遺産やと思うんですけどねえ。