鏡川をにぎやかに彩る「鴨」の群れ〔1017〕2006/01/27
2006年1月27日(金)快晴!お見事!
今朝も素晴らしいお天気。冷え込みもそこそこで、良い朝になりました。
ここはいつもの鏡川、潮江橋北詰の東側から撮影してみました。五台山の向こうにきれいな朝日が昇ります。一番手前の橋が雑喉場(ざこば)橋。その向こうの水道橋のアーチが五台山の稜線にオーバーラップしちょります。
この雑喉場橋の北側に、藩政期、雑喉場があったがです。関東で言うところの「魚河岸」。関西では雑喉場と言うことが多いようで、有名なのは大阪の雑喉場。雑喉場橋という橋も大阪にあったみたいですね。
鏡川の雑喉場橋は、藩政期にはもちろん無く、ここに渡しがあったそうです。対岸の、潮江新田へは、ここから渡し舟で渡りよった訳ですな。
今の季節、ご覧の様に鴨がどっしこ。川面にはホントにたくさんの鴨がやって来て、忙しそうに食事をしよります。鴨というのは種類が色々あって、素人には全然判らんですな。鏡川の鴨でも、いろんなデザインのやつが居ります。
で、「鴨」と「アヒル」と「合鴨」の区別、知っちょります?
「鴨」は、野生の渡り鳥で、お肉はちょっと固め。ネギ背負ってやってくるそうです。「アヒル」は、一般に、鴨を改良して家畜化したやつを、こう呼びます。したがいましてお肉は柔らかく、ネギ背負ってやって来て欲しいのはこちら。代表的な「アヒル」は北京ダックですね。「合鴨」は、アヒルと野生の鴨を交配させたもの。巷の「鴨料理」は、ほとんどがこの「合鴨」を使うちゅうみたいです。
どちらにしましても、この美しい写真の鴨は、間違いなく野生の渡り鳥「鴨」。お肉は固いそうですきに、この景色のなかで賑やかに戯れる姿を楽しむことに致しましょう。