かるぽーとから新堀川を眺める〔1015〕2006/01/25
2006年1月25日(水)晴れ!
おだやかな朝です。今日はかるぽーと前を通って出勤してみました。かるぽーとの階段の上から撮影したのがこれ。手前が電車通りで、その向こうに延びるのが新堀川。横堀とも呼びます。
高知市文化施設かるぽーとが建つ場所には、ひまわり太郎が子供の頃まで高知市の中央卸売市場がありました。藩政期の時代も、この界隈が高知の城下の物流中心。浦戸湾から切れ込んで来る堀川(縦堀)と、江の口川から掘られた新堀川(横堀)がここで交わる、川の交差点やった訳です。川が十字に交わると、橋は4つ架かりますので、ここは「四ツ橋」。
現在名前が残るのは、写真の、電車通りが新堀川を渡る「木屋橋」でございます。
でですね、前方の新堀川、都市計画で、ここに南北の大きな道路が建設されるようになっちょりまして、暗渠になることが決まっちょります。つまり「川」ではなくなると。最近、水のある街を守るため、計画変更の運動が沸き起こっちょりますが、なかなか難しいみたいです。ひまわり太郎の持論である、はりまや橋の下を流れる川復活計画とも併せ、なんとかしたいもんですな。大体、都市計画を考えるセンスというものが街をつくっていく過程では絶対に必要なのであります。このかるぽーと前の堀川の交差点も、写真手前に写っちゅうように塞いでしまいました。
そして今、東京の日本橋の光景を、上の高速道路を移転してでも復活させよう、などという議論が起きているこの時代に、まだ塞がれてない川を塞ごうという計画。
この計画を推進しゆう責任者や担当者の氏名を、キチンと後世まで伝えて行って、将来検証してみるのも一興ですな。