潮江天満宮の月、菅原高視公の想い〔1007〕2006/01/17
006年1月17日(火)今朝も快晴!ヌクい!
今朝の高知市内最低気温は5.4℃。こぢゃんとヌクい朝です。昨夜、市内には雨が降りました。で、雨に湿った地面が太陽に照らされて、温かい水蒸気になって昇ってゆきます。真冬とは思えないお天気ですな。
今朝は、そんな中、鏡川をたつくってきました。夜明け前の西の空には十七夜を終えようとするお月様が輝きよります。ここは潮江天満宮。
天満宮拝殿の上にぽっかりとお月様が浮かび、幻想的な情景となっちょりました。写真は、そのお月様に思わず見入るひまわり太郎の後ろ姿。なかなかエイ写真が撮れましたな。
先日、天満宮の本場、太宰府天満宮へ行きました。太宰府天満宮には、天神様をお祀りするご本殿の他、37の摂社末社があるそうです。天神様と血縁関係にある神様を祀っちゅうのが摂社(せっしゃ)で、それ以外が末社(まっしゃ)。まず、菅原家の祖先神「天穂日命(あめのほのひのみこと)」を祀る「天穂日命社」。そして、道真公のご両親を祀る「老松社」が重要です。そして、本殿裏手には、道真公の4人の息子さんを祀る4柱の摂社があります。ご嫡男高視(たかみ)公、次男景行(かげつら)公、三男兼茂(かねしげ)公、四男淳茂(あつしげ)公と並びます。
そのご嫡男、高視公が、土佐権守として左遷されちゅう時に道真公はここ太宰府で逝去、その遺品を忠臣松本白太夫さんが土佐の高視公の所へ届け(白太夫さんは、あとちょっと、大津までやって来て力尽きて倒れたそうです)、その遺品を高視公が祀ったのが、写真の潮江天満宮のはじまりとされちょります。