雨の福岡城址の石垣、黒田長政、黒田如水〔1004〕2006/01/14
2006年1月14日(土)福岡の朝は雨が降っとるばい
今朝は福岡。昨日、大阪から新幹線でやってきました。天神に泊まっちょりましたので、いつものように西へ走り、大濠公園の周囲やら福岡城址やらを走り回って来たのであります。今朝はヌクいですね、こぢゃんと。そして、しっかりとした雨が降りゆう福岡市内です。
実はひまわり太郎、少し風邪気味やったので、昨夜はホテルでゆっくり寝て、早朝から雨の中を思い切り走って風邪を吹き飛ばしてきました。お陰様で快調。(良い子のみなさんはまねしちゃダメですよ!)
雨の早朝大濠公園ですが、数人の好き者が走りよりました。
が、さすがにここ福岡城址の天守台には誰も登って来ちょりませんでした。福岡城址は、天守閣などの建物はありませんが、少し迷路みたいになった天守台の石垣が幻想的で見事です。写真は、その天守台の石垣を見つめるひまわり太郎。
福岡城は、初代福岡藩主黒田長政さんによって1601年から7年間かけて作られたお城。ここは「福崎」という丘陵やったそうですが、黒田氏の祖先が備前の国福岡郷の領主やったことから、この城の名前を「福岡城」にしたとのこと。現在の福岡県の名前は、実はそんなところから来ちゅうがですな。
黒田長政さんのお父さんは、かの有名な黒田如水さん。黒田官兵衛とも言いますが、秀吉の軍師として天才的な活躍をしたことで有名ですな。中学生の頃始めて読んだ吉川英治さんの「太閤記」で、竹中半兵衛と黒田官兵衛に憧れたことを思い出しました。
秀吉からは、秀吉亡き後天下を取る一番手は黒田如水である、と恐れられた天才。そんな兵(つわもの)どもの夢の後の福岡城址が、雨にけぶりよりました。ロマンチックですね。