地球深部探査船「ちきゅう」が高知新港へ!〔1005〕2006/01/15
2006年1月15日(日)晴れ、暑いくらいのお天気!
今日は日曜日。高知へモンて来たひまわり太郎は、家族と一緒に高知新港です。そう。今日明日の二日間、地球深部探査船「ちきゅう」という大きな大きな船が、ここ高知新港へやって来まして、今日は一般公開されゆうがです。事前申し込みが出来てなかったひまわり太郎一家は、先着500名という当日受付をすべく早起きしてやって来たのであります。無事、見学できて良かったです。
しかしすごいですね、この船。海底深くを掘り進み、地球の歴史やしくみを解き明かそうという壮大なプロジェクト。
独立行政法人の「海洋研究開発機構」というところが持っちゅう船やそうです。写真の、鉄の塔は、船底から約130mの高さ。そこから長い長いパイプを海中に降ろし、海底から更に掘り進むのだそうです。で、計画によれば、海底から7,000m掘り進んでマントルまで到達し、そこからマントルを採取してくるのが目標とか。人類が、その歴史で始めてマントルを直接見る瞬間ですな。ものすごいロマンですね、ホント。
その他、「海洋コア」という海底に堆積した土砂などを採取して解析することで、地球の歴史や成り立ち、環境変化などが詳細に判ったりするそうですし、地震のメカニズムを解明したりするのにもこの船は活躍します。いやいや、すごいもんですな。
今日は朝からこぢゃんとどっしこの人たちがここ高知新港に来ちょりました。懇切丁寧に説明して下さる研究員の皆さんの言葉に、興味深そうに耳をかたむけ、高知ではめったに体験することのない科学的な一日を過ごしておりましたね。Jr.達も大喜びでございました。