鏡川の栴檀、千珠、千団〔980〕2005/12/21
2005年12月21日(水)曇り
ここんところ、こぢゃんと冷える日が続きましたので、今朝は暖こう感じますな。過ごしやすい朝です。明日にかけて、また山では雪が降る予報。今年は雪の当たり年みたいです。
さて、ここはいつもの鏡川、天神大橋南詰めの少し東。左端に天神大橋の赤い欄干が見えよります。このベージュ色した実をつけた木は、今まで何度もご紹介してきました「栴檀(せんだん)」。鏡川沿いだけではなく、ひまわり本社の裏の公園とか、高知城の石段登り口とか、高知市内いたるところに大きく聳えちょります。ここの栴檀もなかなか立派でございますね。
今の季節には、ご覧のようにたくさんの実をつけちょります。以前、「せんだん」という名前の由来は、実がなっちゅう姿がご覧のように数珠のように見えるところから「千珠(せんだま)」と呼ばれ、それが変化したもの、という説をご紹介しました。が、たくさんの団子がぶら下がっちゅうみたいに見えるので「千団」と呼ばれたのがその由来、との説もあるそうです。いずれにしても、この、鈴なりの実をつける特徴的な姿から名前が付けられちゅうのは間違いないみたいです。
ところで、この木の下から天神大橋の下にかけて、何人かの方が住んでらっしゃいますが、最近また家財道具が増えてきたみたいに見えます。こないだみたいに大雪が降ったり、こぢゃんと冷えこんだりした日は大変ですね。厳重に防御して、お体に気を付けて欲しいものです。