潮江橋の電車、高新ホールの影絵〔953〕2005/11/24
2005年11月24日(木)快晴ですらあ
今朝も真っ晴れの高知県地方。朝は冷え込むようになってきましたね、こぢゃんと。明るくなる前の空を見上げると、10月頃は真南に見えよった冬の大三角形が南西の方角に移動しちょります。季節はいつの間にか初冬に向いよりますな。
ここは、今朝6時過ぎの鏡川、潮江橋でございます。ライトを点灯した路面電車が潮江橋の上を走る姿が美しいですね。左端に見える背の高い建物がトップワン四国。
電車の向こう、東の空が徐々に明るく、ピンク色に染まって来る時間帯。何とも言えない光景が、鏡川沿いで展開されます。
この光景を見ながら走りよりまして、ふと、子供の頃に見た影絵を思い出しました。まだ真新しかった高新ホールで、初めて本格的な劇団演じる影絵を見ました。たしかブレーメンの音楽隊かなにかを演りよったと思います。で、主人公達の動きまわるシルエットのバックは、ピンクや青や赤に色を変化させるスクリーンになっちょりまして、子供心にものすごい印象的で、感動しました。高新ホールが完成して照明設備がキチンとできるまで、高知ではこんなのは見れんかったですね。
この潮江橋の電車も、ボディーがシルエットになり、明るい車内を通して、窓の部分から向こう側の景色が透けて見える姿はあたかも影絵のよう。しばし、走る足を止めて見いってしまいました。
朝は感動する光景で溢れています。