新堀川、たくさんの生き物たち〔908〕2005/10/10
2005年10月10日(月)曇り時々晴れ
今日は高知へモンて来ちゅうひまわり太郎です。今日は体育の日。皆様いかがお過ごしですか?
最近色々と身近な環境を考える機会が増えちょります。ここは、ひまわり太郎の家の前を流れる堀川を西へ遡上し、かるぽーと前から北へ、江ノ口川につながる新堀川。堀川が「縦堀」で、この新堀川は「横堀」とも呼びますね。
ここの話題を、10月3日のにっこりでも書きました。ここに生息する貴重な生物たちのお話し。
ひまわり太郎の住む建物に庭には「シオマネキ」が出没するのでありますが、この新堀川もなかなか素晴らしいです。ここは、江ノ口川から流れ込んですぐ、「はね橋」と「大正橋」を抜けてすぐの場所。そう言えば、由緒ある「はね橋」も、既に工事の為通行禁止になっちょります。
このすぐ向こうの右岸にひまわり太郎Jr.達が通う「新堀小学校」がありまして、はるか向こうに見えるノッポの建物は、ホテル日航高知旭ロイヤル様。
ここで先日捕獲された生物の詳細が、高知大学理学部海洋生物学研究室の同定で判りました。すごいですよ。
ウナギ 11個体 全長 127.2-299.8mm
ガンテンイシヨウジ 6個体 標準体長 57.3-93.2mm
アミメカワヨウジ(高知県未記録種) 1個体 標準体長 93.7mm
アカメ(高知県絶滅危惧1A類) 9個体 標準体長 49.3-84.8mm
シマイサキ 10個体 標準体長 16.4-39.8mm
クロサギ 3個体 標準体長 13.0-14.9mm
カワアナゴ(高知県準絶滅危惧種) 4個体 標準体長 44.3-126.2mm
ヒナハゼ 3個体 標準体長 11.7-20.4mm
アベハゼ 2個体 標準体長 12.9-20.7mm
ウロハゼ 13個体 標準体長 21.0-132.2mm
エビ標本 クマエビ 1個体
トゲノコギリガザミ 写真確認個体 1個体
高知県絶滅危惧種やら高知県で初めてみつかったのやら、おもしろいですね。
アカメは、その昔「釣りキチ三平」とかで有名になった四万十川などの汽水域に生息する大型の魚。それが新堀川に居ると考えただけでも、ワクワクしますね。