特に為政者は〔8378〕2026/03/24
2026年3月24日(火)晴れ!
昨日は、高知県酪農連合協議会総会、懇親会があり、県下の酪農家さんがたくさん集まってました。国際情勢が緊迫する中、飼料価格や燃料価格についての懸念が渦巻く総会となりました。そんな中、高知農業高校の甲子園での試合については明るい話題のひとつ。酪農家さんにも高知農業出身者、多いですきんねー。せっかくなので夏にも期待したい。
さて。今日は本州方面へ。特急南風の車内で、このにっこりを書いてます。南風はほぼほぼ満席。人の移動は活発なようです。
ニュースで気になるのがイラン情勢。原油価格高騰など、日本経済に与える影響も大きいし、何より不気味だ。原子力関連施設への相互の攻撃は、なんとしてもやめて欲しい。強硬な意地の張り合いをしてても、誰も得しないどころか、思わぬ事態を惹起する可能性もありますきんね。いやホント、今すぐやめて欲しい。
汽車の中でこの本読んでます。
この問題に非常に詳しい専門家、錦田愛子先生による、紛争の歴史などを詳細に分かりやすく解説してくれている、本。分厚いけど、面白い。
まず、当然やけど、この本は昨年末に出版されたもので、トランプによるイラン攻撃の前に書かれてます。しかし、パレスチナ、イスラエルの争いから波及したイラン戦争であることから、今、この本をキチンと読んでおくことは重要だと思う。
錦田先生は、イスラエル/パレスチナ紛争の本質は宗教争いではない、と喝破する。「ユダヤ教のイスラエルとイスラム教のパレスチナの数千年にわたる宗教的争い」という見方は間違いである、と。
現在の紛争は、たかだか120年あまりの歴史に過ぎない。その始まりは、西欧キリスト教社会でのユダヤ教徒迫害問題がパレスチナに転嫁されたもの、という見方をされています。ユダヤ教徒迫害はナチスのずっと前から存在し、その極端な帰結としてナチス、ホロコーストが起きてしまった。
結果的にはホロコーストが、国際社会がイスラエルを国家として承認する後押しをし、戦後、幾度もの戦争の中で徐々にパレスチナ側の居住区が狭められてきた、という歴史。
分厚いので、まだ読了はしてません。そしてこの本が、すべての「真実」かどうかはわからない。それでも、ネットに転がる情報から恣意的に判断するのではなく、色んな本を読んで勉強し、実態を把握するのは大切なこと。特に為政者はね。
今は中世でもなければ帝国主義時代でもない。理性的で高度な社会に成熟してきている。はずだった。今一度、みんな、ちゃんと勉強したらいいと思う。特に為政者はね。
