別府はアートの街に〔8377〕2026/03/23
2026年3月23日(月)薄曇り
昨夜は久々にしっかり降りました。で、今日の高知の予想最高気温は22℃。いよいよ20℃超えの日。高知では、もう、田植えも始まっています。そろそろ初夏。
そんな昨夜、高知市追手筋のバール「バッフォーネ」さんの30周年記念祝賀会に出席してました。イタリアの、路上に張り出したオープンカフェをモデルとして開業し、30年。オープンな場所で食べたり飲んだりが大好きな高知県人の気質にハマり、新しい高知の文化「バッフォーネ」となって定着してきた30年。おめでとうございます!
会う人会う人に「今日はリコーダーは?」と言われてしまったのはご愛嬌。あたり構わず吹き散らかしてきた結果ですな。しばらくは大人しくしないと・・・
そんな訳で日経日曜版。昨日の日経。昨日は高知農業高校甲子園のこと書きたかったので、今日になってしまいました。今週もまた、面白い記事が満載の日経日曜版。
この「別府でアート」という特集も面白かった。
今、別府は「アートの街」として注目を集めているんだそう。知りませんでした。去年も鉄輪温泉に泊まったりしたのにね。
さびれた観光地になりかけていた別府、大型バスで一斉に旅館ホテルを訪れ、大宴会をやってから街に繰り出す、という時代遅れの観光スタイルに危機感を持った方々が、様々な障害、苦労を乗り越えて、別府を「アートの街」に変えていき、芸術祭を開催し、観光のスタイルも変えてきたという歴史。迂闊にも、知りませんでした。
多くのアーティストやクリエーターが移り住み、別府を拠点に活動を始めてます。「清島アパート」という戦後ほどなく建てられたアパートは、その拠点のひとつ。いいねー、この雰囲気。
元々あった建物や街並みを活かし、新しい街を創造していく試み。こういうの、僕は好きです。
下の記事は「美の粋」。建築家、村野藤吾特集の下編。村野さんの建築は、乳母の愛の中で育てられた、そして自然の中で育った生い立ちに、大きな影響を受けているのではないか、といった考察がなされてます。
特に晩年の作品には、「大地から生える」ようなものを目指したものが多い、と。
なるほど。
村野は、「愛されて10年、20年たち、初めて良い建築になると考えていた」と言います。「訪れた人の前にそびえ立つようなものではなく、『さあ、おいで。一緒に住もう』とでも云うようなたぐいの建築」と表された、村野建築。
特集は、こう締めくくられています。「戦後の建築は戦後復興と成長のシンボルで、建築家たちは未来をつくるという理想に燃えていた。しかし村野は、その先まで見ていたのではないか。大地に溶け込む無抵抗さには、戦争と高度成長の時代を生きた建築家の、静かな平和への希求が滲んでいる」
近年再評価が進む、村野建築。貴重な村野藤吾和風建築である高知県知事公邸も、貴重な文化財として残していってもらいたいねー。
