鏡川まつり、くじら、花台〔832〕2005/07/26
2005年7月26日(火)曇り
台風7号は、高知から言いますと、東へ逸れていってくれよります。これから接近が予想される東海から関東地方の皆さん、お気を付け下さいね。
昨夜から、高知市内はちくと風が強うなっちょります。朝起きたときには北から風が吹きよりました。台風の西北になるので、左回りの台風の風が北から吹き込んできゆうがですね。
さて、今週末はフェスティバル土佐鏡川まつり。鏡川沿いにしつらえられた会場に、たくさんの出店やステージが並び、金土日の三日間、とても賑やかに繰り広げられます。鏡川を泳ぐ鯨の親子は、この祭りが始まったときからの伝統ですな。
今朝の鏡川畔、祭りの準備でたくさんのテントやら資材やらが積まれ、川の真ん中には設置工事中の親鯨がおなかの中を見せてくれよります。
この鯨、川の水をくみ上げて、背中の穴から空高く吹き上げます。鯨の潮吹きという訳ですね。まつりの期間中営業しゆう貸しボートに乗って鯨の近くへ漕ぎだしますと、風向きによって、この、鯨のシャワーが空から降って来て心地良いのであります。
向こう岸の、赤くて丸い、提灯をたくさん付けた構築物は「花台」。昔から、高知のまつりでは、各地区地区で工夫を凝らした花台を製作し、街を練り歩いて競い合ったそうです。高知の祭りといえば「花台」という時代があったがですね。
このフェスティバル土佐鏡川まつりの花台は、その名残という訳でしょうか。