新高知駅は、貨物新幹線の貨物ターミナル〔8266〕2025/12/02
2025年12月2日(火)薄曇り
もう12月やのに、暖かい日が続きます。が、どうやら今週木曜日朝から冷え込む予報やね。予想最低気温が0℃。こりゃあ、冷やい。この気温変化に身体を順応させるのが大変。
日本列島、あちこちで雪が降っているようで、まあ12月なんで当たり前で、これまでの暖かさが異常でした。いよいよ、季節は冬へ。
ここは以前にもご紹介した、布師田のJR基地。正式には「四国旅客鉄道高知運転所」。JR四国高知運転所。で、子会社の株式会社ジェイアール四国メンテナンス高知支店も、同居。
高知運転所の歴史は、ここをご覧ください。なかなかややこしい組織変更、名称変更を繰り返してきてますな。覚えられません。
ともかく、高知駅高架に伴ってここに引っ越してきたのが2002年5月のこと。もう、23年前になります。
Googleマップで見るとこんな感じで、周囲には田んぼが広がる自然豊かな土地。この界隈は「市街化調整区域」。よって、高知市の市街地に近いのに、田畑がたくさん残っております。
高知運転所の周囲は一面の田んぼ。と、いうことは、将来ここに鉄道貨物ターミナルを建設する際には、十分な土地がある、ということ。宅地じゃないので。
僕が夢見る鉄道貨物が重要な役割を果たす世の中では、ここには高知の物流を担う広大な貨物ターミナルができています。そんな世の中になる為には、まだまだ貨物輸送の技術革新が必要だし、運行ダイヤの安定化も不可欠だ。
鉄道貨物輸送で、直近の技術革新といえば「スーパーレールカーゴ」でしょう。機関車がコンテナを積載した貨車を引っ張るのではなく、「動力分散式」の電車貨車で構成される貨物列車。スピードアップが図られた訳やね。その、これからも鉄道貨物輸送を変えると思われた「スーパーレールカーゴ」が登場したのが2002年。何と、23年も前。現在、東京貨物ターミナルと大阪の安治川口間を佐川急便による貸切輸送が1往復。23年経過するけど、普及はしてない訳だ。
その事実を見ただけでも、鉄道貨物輸送技術への投資が少ないのは明らか。為政者にはもっと注目して欲しいねー、僕としては。
さて、ここ布師田。聞くところによると、四国新幹線誘致運動では、ここ布師田を新高知駅にする案があるようです。確かに、今の高知駅に新幹線の駅を併設するのは、スペース的に厳しいかも知れません。
ここに新幹線「新高知駅」ができるなら、同時にここに貨物ターミナルをつくり、貨物新幹線を走らせるのがいいね。となると当然動力分散式となる電車貨車が必要で、四国新幹線を誘致するのであれば、同時に貨物新幹線の開発にも力を入れるべきではないか、などと妄想を暴走させるのでした。
今日の高知運転所では、赤いアンパンマン列車と黄色いアンパンマン列車が並んでお休み中。整備作業を受けてました。
ここに貨物新幹線の貨物電車が並ぶ日は、来るのだろうか。たぶん、来ない気がするけど・・・
