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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

三越日本橋本店〔8089〕2025/06/08

三越日本橋本店

2025年6月8日(日)曇り

そんな訳で、三越日本橋本店。越後屋呉服店から始まり、日露戦争が勃発した1904年、株式会社三越呉服店が設立されてここに本店が置かれ、「デパートメントストア宣言」なるものを発する。それをもって、日本の「百貨店」が始まった、とされます。

This is the 百貨店。

百貨店の中の百貨店。デパートの中のデパート。すべてはここから始まった、とも言える歴史的な場所、日本橋三越本店。その営業スタイルや広告宣伝、店舗展開など、どれこもれもが独創的で、日本の小売業を切り拓いて行ったとも言えましょう。

 

1914年、日本橋本店の新館が落成。ウィキには「スエズ運河以東最大の建築」とされたと書いている、鉄筋5階、地下1階の、当時の街の中では頭抜けて威容を誇った建物。日本初のエスカレーター、エレベーター、スプリンクラーってすごくないですか?

そんな新館も、9年後に発災した関東大震災にて焼失してしまう。しかし、すぐに営業を再開し、1932年には、今日も利用した地下鉄銀座線「三越前」駅開業。知らんかったけど、この駅、三越が建設資金を負担してるんだそう。すごいね。すごい。そして1935年、現在のこの素敵な本館が完成したのでした。

その頑丈な建物は、戦争もくぐり抜けて戦後に。戦後間も無くの1947年、つまり昭和22年、高知新聞社をやめ、ひと足先に上京していた暢さんを追って上京した柳瀬嵩くん(27才)が三越に入社、宣伝部でデザイナーとして働いた、てな話は最近幾度も書きました。

 

戦後間も無くやなせたかし先生が働いたのがこの三越だったと思うと、なんか、感慨深いものがあります。百貨店の中の百貨店。The 百貨店、三越日本橋本店。こんな場所でのフェアで売り子さんをする日がやってくるとはね。いや、感慨深いです。

一時期はお客さんの高齢化がかなり進み、オワコンのように言われていた時期もあったけど、この8年くらいで客層も若返り、新しい百貨店のあり様を示してくれているという、三越日本橋本店。

正面玄関には、あの有名なライオン像。玄関上に屹立するのは、ギリシャ神話の神、ヘルメス。富、幸運、商業の神、ヘルメス像を正面玄関の上に置いたのは、そういう意味なのでした。

 

そんな、やなせ先生にゆかりがありまくる三越日本橋本店での高知フェアで、「あんぱんが食べたくなる牛乳」「あんぱんが食べたくなるカフェオレ」を火曜日まで販売してます。今日も1日、僕がいるかも知れません。


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